NPO法立法過程記録の編纂・公開プロジェクトとは

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2-2 資料の種類

 資料については、1990年代初頭から1998年のNPO法制定を経て認定NPO法人制度が成立した2001年3月までの期間における各種市民団体および議員、政党・会派、行政などが作成した文書等を対象に収集することとし、立法に関わった主な団体、関係者に資料の有無について問い合わせた。

 その結果、立法運動を担ったシーズ・市民活動を支える制度をつくる会が段ボール箱にして100箱を超える大量の資料を保存していた。また、議員立法の中心となった堂本暁子氏(当時、新党さきがけ参議院議員)が、段ボール箱で6箱分の資料を保存。このほか、シーズの構成団体であった東京ランポの2箱、新党さきがけの政務調査会スタッフでNPO法を担当していた高見省次氏の1箱を収集し、整理することとした。

1.シーズ資料

 シーズの事務所移転等に伴い分散している関連資料を集約し、収集した資料は段ボール箱で118箱。これに旧東京ランポの資料2箱(NPOまちぽっと保管)を加え、2011年6月より資料の整理作業を開始した。シーズの資料は、対象とした全期間に及び、他団体の文書等も幅広く渉猟して保管していた。

 資料は次の7つの形態に分けることができる。このうち雑誌、書籍などの出版物、政府・自治体・公益団体などからの各種調査報告書や市民団体などの活動報告・パンフレット類などがほぼ半数を占めていた。

A.活動記録等(ロビイング資料、会議のレジュメ・添付文書、会議議事録・報告、通信文書、メモ、他)
B.チラシ等(チラシ、リーフレット、活動案内)
C.新聞・雑誌などの切り抜き、コピー
D.冊子等(冊子、パンフレット、シンポジウム・集会、セミナーなどの記録集)
E.出版物(書籍、雑誌、学術誌)
F.調査報告等(調査報告書、データなど)
G.ビデオ、テープ、写真等 

2.堂本暁子事務所資料

 堂本資料6箱に高見資料1箱を加えた計7箱の資料を収集した。堂本氏が新党さきがけの参議院議員としてNPO法に関わった1994年暮れから1998年3月の法制定までの、与党3党の立法プロジェクトチームを中心とした議員立法の過程をほぼ網羅した資料である。資料の形態は、上記のAからFまでを含むが、与党3党プロジェクト関連の資料がほぼ8割を占めている。

 なお、堂本氏は立法過程についての記録を残すため出版することを企画し、高見氏が原稿をまとめている。その未定稿資料が保管されていた。

3.整理作業

 資料が大量のため、立法過程の活動を記した主に一次資料に絞って、リスト化して目録とすることとし、書籍や雑誌等の出版物、冊子、調査報告書、パンフレット、ビデオ・テープは一部を除き記録から外すこととした。また、シーズ資料のうち新聞記事の切り抜き記事、法制定に関する資料、シーズの広報資料のそれぞれ原本がリングファイルに新聞記事オリジナル、資料オリジナル、PRオリジナルのタイトルで1993年~2008年まで整理保存されている。これについてシーズの事務所の書棚に開架して保管し、年表作成等の一次資料として利用することにした。

 上記の整理作業を経て今回、立法過程の記録資料として保管したのは東京ランポ・シーズ資料が段ボールで8箱、堂本資料(高見資料含む)が3箱となった。これについては、箱(資料BOX)ごとにファイルされた資料のリストを作成した。また、ファイルされた個々の資料については目録を作成した。資料はリングファイルによって保管し、資料の内容に応じて仕分けし、段ボールに収納している。ファイルされた個々の資料は目録を作成し、資料編にまとめて掲載している。個々の資料文書は3,419点になる。

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