親子でお弁当づくり!

お弁当づくりの様子

★NPO法人くるみー来未では、7月に「親子でお弁当づくり」を開催しました★

NPO法人くるみー来未(以下くるみ)は、川崎市で自閉症などの発達障害当事者と家族に向けた支援事業を行っています。7月には「親子でお弁当づくり」を2日間開催しました。

昨年度「くるみのおうち」という念願の地域の居場所を立ち上げ、2月に行ったオープンハウスでは予想を超える人数が集まってくださり、いよいよ本格始動へ・・・という時にコロナの感染拡大のニュース。重症心身障害のお子さんを育てるママさんからも「こんな居場所を探していました」と貸しスペースのご予約を頂いていたのに残念ながらキャンセルに。企画していたその他の活動も軒並み延期か中止になってしまいました。

社会全体がコロナ禍による影響を大きく受けていますが、障害のある当事者と家族にとってはとりわけ負担が大きくなっています。「学校や職場に行けない」「遊びにいけない」「大きな声を出せない」などの状況が大きなストレスになっている方。「ソーシャルディスタンス」という壁に隔たれ、コミュニケーションが取りにくくなっている方。あるいは「マスクを忘れただけで睨まれてしまう」という経験をされた方も。マスクを付けることが特性上できない/しづらい方もいらっしゃるのですが、理解してもらうのは難しい、と。

このようにコロナ禍の影響が、発達障害のある人の特性も相まって多くの困りごとや生きづらさを生み出してしまっており、社会の分断が深まっていることを日々感じています。このような状況下、くるみとして何ができるか?どうあるべきなのか?悩みながら出来ることを探りました。やっと出来た居場所を活用し、密にならないで出来る事はないだろうか?来る日も来る日も考えていました。 そうして企画したのが今回のイベント、「親子でお弁当づくり」でした。

ゆったりとスペースを使うには多くても3組。 1日だけではすぐに埋まってしまうだろうと、7月4日(土)と5日(日)の連日開催に。衛生面には細心の注意を計り、子ども食堂を運営するお二人にもスタッフとして参加していただく事になりました。いざ募集を開始すると、その枠はあっという間に埋まってしまい、お断りしなければならないほどでした。この日のために買い揃えた新しい食器やテーブル。ご寄付いただいた冷蔵庫や炊飯器も念入りにキレイにしてのお出迎えになりました。

二日間で親子6組、スタッフも入れると計25名の方にご参加いただきました。常連のご家族さまとも約5ヶ月ぶりの再会を喜び合いました。数週間前に繋がることができたお父さんと息子さんも参加してくださり、楽しそうに調理する息子さんを見て、お父様からも喜びの声をいただきました。

デザートを食べながらの情報交換はコロナに関する話はもちろんのこと、似たような境遇で困難を抱えながらも前向きに子育てをしている仲間として、くるみならではのアットホームな時間を共有することができました。
今後も細心の注意を払いながら、くるみらしく、出来ることを少しずつ、丁寧に企画、運営して参ります。ご参加いただいたみなさま、ご支援いただいているみなさまには改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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