自治体におけるインフラ維持管理はどうあるべきか～国土交通省の包括的民間委託導入の検討から考える

伊藤久雄（ＮＰＯ法人まちぽっと理事）

国土交通省は、自治体におけるインフラ維持管理を効率化するため、包括的民間委託に着目し、外部有識者からなる「社会資本整備審議会・交通政策審議会技術分科会技術部会 社会資本メンテナンス戦略小委員会 民間活力活用促進ワーキンググループ」（以下、「民間活力活用促進 ＷＧ」）を設置し、モデル自治体への導入支援等を通じて導入を促進する方策の検討を行ってきた。

　さる10月6日、包括的民間委託検討のための支援を行う新たなモデル自治体（大阪府摂津市）を決定したが、この機会に自治体におけるインフラ維持管理はどうあるべきなのか、課題を考えたいと思う。

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