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コロナ禍の都財政の現状と検証のあり方を考える

伊藤久雄(NPO法人まちぽっと理事)

 世界を襲ったパンデミック、新型コロナウイルス感染症はいまだ収束をみていない。木乃間、国家財政も東京都財政も新型コロナウイルス感染症対策に翻弄されてきたといっても過言ではない。本稿は、東京都財政からみたコロナ禍の状況である。

いまだ収束しているわけはなく、2021年度の財政も決算が終わらないと全容は分からない。したがって本稿は最後に「新型コロナウイルス感染症対策をどう検証するか」について若干の提起を行っているが、試案の段階にとどまっている。今後の推移をみながら、さらに補充していきたいと考えている。また、国-政府の対応もふくめた検証は一人で行えるものではない。ぜひ読者のみなさんの問題提起も期待したいと思う。

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