災害時協力井戸指定の現状と今後の課題
伊藤久雄(NPO法人まちぽっと理事)
銚子市は9月1日のHPで、災害時協力井戸の登録制度を開始したことを広報した。そこで災害時協力井戸とはどのような制度なのか、銚子市のHPをもとに紹介するとともに、災害時協力井戸に関するリンク集などから東京都内の現状を調査した。都内では意外なことに区部、多摩地域とも多くのの自治体が協力井戸制度を運用していることが明らかになった。また実態も、自治体によって相当な違いもあることが分かった。
本稿は、まず制度の概要を理解するとともに、都内自治体の現状をできるだけ詳細に明らかにしつつ、今後の課題を探ったものである。
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