車椅子使用者用駐車施設等の適正利用に関するこれまでの取組と今年度の検討の進め方について
伊藤久雄(NPO法人まちぽっと理事)
国土交通省は9月14日、車いす使用者用駐車施設の適正利用の推進を図るためのガイドラインを策定すると発表した。車いす使用者などが同乗した福祉車両の優先駐車区画で、本来は必要としていないドライバーが利用する不適正駐車が課題となっている。このため検討会を設置し、適正利用に関するガイドライン案などを検討する。
国土交通省が9月14日に設置した「車いす使用者用駐車施設などの適正利用に関するガイドライン作成に係る検討会」は、学識経験者や障害者団体、事業者団体、地方自治体などの関係者で構成し、昨年度に開催した「車いす使用者用施設などのあり方に関する検討会」がとりまとめた中間整理を踏まえて、ガイドラインの策定を進める。今年の12月から来年1月までにガイドラインを取りまとめるスケジュールとなっている。
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