「要望(口利き)等」の記録、公開等に関わる制度の策定と運用を! 改めて呼びかける!
伊藤久雄(NPO法人まちぽっと)
東京新聞(12月6日 社会面)に『口利き「見える化」実効性は 汚職受け江東区検討―「不当」のみ記録→職員が忖度の恐れ』と題する記事が掲載された。
記事は編集局社会部の佐藤航記者が書かれたものであるが、その取材の過程で私(伊藤)も何度か電話取材を受けていたため、私のコメントも載っている。
「口利き記録制度」の検討は、官製談合事件など議員の働き掛けによる職員の予定価格漏洩などの発覚を契機に検討、策定されるのが通例である。江東区が最終的にどのような制度を策定するか分からないが、全国の同様な制度未策定の自治体には事件が起きてからではなく、事件を未然に防ぐために、検討をすすめることを求めたい。また、その運用にあたっては、他の制度との連携などが重要であることを付記したい。
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議員の口利き「記録」で不正防止なるか 汚職事件を受け江東区が導入検討 入札の透明化
東京新聞(Tokyo web) 2022年12月6日