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論文紹介:足元からの学校の安全保障

伊藤久雄(NPO法人まちぽっと理事)

自著紹介 無償化・学校環境・学力・インクルーシブ教育(都政新報)

教育行財政研究所主宰 中村文夫

 本論文は、「足元からの学校の安全保障」(明石書店)について、編著の中村文夫さんが自ら紹介するかたちで、都政新報(2023年5 月2日)に掲載されたものである。

 目次をみればお分かりのように、いじめや学校給食、デジタル教育など、現在の公立学校における「子どもたちの安全・安心の確保」の実現という視点から、学校現場に詳しい著者の方々が執筆されたものである。

 本論文は「自著紹介」であるから、本著の意図するところを、特に中村さんの問題意識を存分に提起されている。本論文を読んでいただきたいのはもちろんだが、ぜひ書籍の方も購入頂くか、図書館に購入請求をして頂き、熟読して欲しいと思う。

目次

はじめに――足元からの学校の安全保障[中村文夫]

第1章 いじめの重大事態対応を例に「学校の危機対応」を問い直す――「子どもたちの安全・安心の確保」の実現という視点から[住友剛]

第2章 「安心・安全」とインクルーシブ教育――インクルーシブ教育へのロードマップ(私案)[一木玲子]

第3章 公立学校がなくなり、残った学校もスカスカ[武波謙三]

第4章 学校給食の安全保障[中村文夫]

第5章 デジタル教育という危機[中村文夫]

第6章 「学力の向上」は子どもの安全を保障するのか――岩井春子の「一緒に考える場をもつ」教育実践に着目して[佐藤雄哉]

第7章 子どもも教員も安心して授業に臨める[池田賢市]

まとめにかえて――学校の安全保障は地域の力で[中村文夫]

あとがき[中村文夫]

論文紹(足元からの学校も安全保障)本文⇒こちら(pdf)