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自治体退職者復職(リターン、カムバック)制度の現状と課題

伊籐久雄(NPOまちぽっと理事)

「長野県、職員退職者に「ウェルカムバック採用」導入へ 来年度から」と題する記事が2023年10月19日、信濃毎日新聞に掲載された。その記事の内容は「阿部守一知事は18日の記者会見で、県職員を一度退職した人を正規職員として再雇用する「ウェルカムバック採用」を初めて導入したと発表した。少子化などで民間との採用競争が激化、人材確保のハードルが高まっており、結婚や育児でキャリアを中断した人らに復帰を呼びかける。」というものであった。
そこで自治体の自治体退職者復職(リターン、カムバック)制度を検索してみると以下の自治体に制度がつくられ、運用されていることが分かった。
<都道府県>
 北海道、神奈川県(ただしHPでは、知事の記者会見しかみあたらない)、長野県、富山        
 県、岡山県(10月20日発表)
<市町村>
 前橋市、茨城県阿見町、綾瀬市、寝屋川市、大府市
 以下、受験資格、職種などの採用条件、選考方法などの現状を調査、比較し、今後の課題を考えたいと思う。

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