国分寺市における公共施設の包括施設管理委託の経緯と課題
伊籐久雄(NPOまちぽっと理事)
国分寺市は、市立公園などを除くいわゆる「箱もの」のほとんどすべてを対象に、包括施設管理委託を来年(2024年)4月から開始する。しかも委託先は1者(共同企業体)である。どのような経緯と手続きとですすめられてきたのか、現状を市のHPにより課題も含めて考えたいと思う。なお包括施設管理委託とは何か、市のHPの説明を下記に転載する。
包括施設管理委託とは、複数の公共施設の維持管理業務を包括的に委託管理することによって、統一した考え方による適切な維持保全を実現するための維持管理手法。この取り組みにより、予防保全型の維持管理への転換による公共施設の維持管理水準、安全性の向上および長寿命化、ならびに施設管理業務の効率化を図り、市民サービスの更なる向上と長期的な視点をもった持続可能な公共施設マネジメントを推進することにつながる。
本当に「市民サービスの更なる向上と長期的な視点をもった持続可能な公共施設マネジメントを推進すること」になるのかどうか、以下は私の私見も含め課題を考えるものである。
本文⇒こちら(pdf)
導入方針の参考資料こちら(pdf)