さいたま市が取組む男女共同参画(ジェンダー平等)の視点からの防災
伊籐久雄(NPO法人まちぽっと理事)
能登半島地震においても、改めて避難所等におけるジェンダー平等の視点が課題になっている。たとえば、以下の記事などである。
〇 「女性は1人で出歩かないで」への違和感 避難所、安全な環境作りを能登半島地震
朝日新聞デジタル 聞き手・大坪実佳子2024年1月9日
https://www.asahi.com/articles/ASS196QZ6S19UTFL012.html
〇 能登半島地震における女性の視点をもった避難所運営についてヒアリング 立憲民主党 ジェンダー平等推進本部 2024年2月1日
https://cdp-japan.jp/news/20240201_7302
〇 能登半島地震でも… “女性の視点”入れた防災・災害支援を
NHK 2024年3月7日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240307/k10014381771000.html
ところで、さいたま市は昨年10月30日のHPにおいて、「男女共同参画(ジェンダー平等)の視点からの防災」について、その取り組みを紹介し、市民に訴えている。その視点は以下のとおり。
災害は、地震、津波、風水害等の自然現象(自然要因)とそれを受け止める側の社会の在り方(社会要因)により、その被害の大きさが決まってくると考えられています。性別、年齢や障害の有無など様々な社会的状況によって影響は異なり、社会要因による災害時の困難を最小限にすることが重要です。
そこで改めて大災害時の避難所のあり方について、とりわけジェンダー平等の視点からの取組みについて、さいたま市の取組みを紹介することによって課題を考える契機としたいと思う。
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