施設等の包括管理委託の現状と課題
伊藤久雄(NPO法人まちぽっとスタッフ)
別紙レジメは2024年11月19日、世田谷区民会館で行われた「第15回世田谷区公契約シンポジウム」(主催:公契約シンポジウム実行委員会、後援:世田谷区)で伊籐が講演した際の資料(若干修正)である。
今回のシンポジウムでは、以下の講演が行われた。
〇 公契約条例の現状と今後の取組み
世田谷区財務部経理課長 大谷周平氏
〇 働き方改革と適正な工期
小熊建設株式会社 小熊大作氏
〇 国分寺市における包括施設管理委託の事例(レジメは施設等の包括管理委託の現状と課
題) 伊藤久雄
講演において私が強調しておきたかったのは、以下の2点である。
1 これまでの委託は「再委託をしてはならない」ことが大原則であったが、包括委託は再委託なしでは成立しない事業であること。
2 したがって、区内事業者や議会等との間で、十分な意見交換を行うとともに、試行期間を設けるなどの工夫が必要であること。
今後、施設等の包括委託は都内だけでなく、全国的にも拡大していくと思われる。読者の皆さんのご意見も待ちたいと思う。
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