震災時の在宅避難ガイドブック 港区麻布地区総合支所が作成、配布
伊籐久雄(NPO法人まちぽっとスタッフ)
ここで取り上げる「震災時の在宅避難ガイドブック」は令和6年10月、麻布地区総合支所で作成、配布しているものである。港区はHP(2025年2月14日)で以下のようにその意義を説明している。
区は、災害発生時、自宅に被害がなければ避難所に行かずに自宅で生活を続ける「在宅避難」を呼び掛けています。住み慣れた自宅で過ごすことによって、ストレスが減り、心身の健康を保ちやすくなります。
避難所は、災害で家が倒壊したり、火災にあったりして住めなくなった人のための一時的な生活場所です。破損が少ないなど、自宅に住み続けられるのであれば、「在宅避難」をしてライフラインの復旧を待ちましょう。
麻布地区総合支所では、「震災時の在宅避難ガイドブック」を作成し、在宅避難に関することをコンパクトにまとめています。本冊子が、大地震発生後、在宅避難を続けるために「平時から何をすればよいのか」、「非常時にはどう行動すればよいのか」をともに考えるきっかけとなり、皆様の防災力向上につながることを願っています。本冊子は、麻布地区総合支所協働推進課の窓口でも配布しています。
本稿では、このガイドブックの内容を簡単に紹介することによって、他の自治体の参考になればと考える次第である。
本文 ⇒こちら(pdf)