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地域生活圏専門委員会「とりまとめ報告書」と課題

伊籐久雄(NPO法人まちぽっとスタッフ)

地域生活圏は第三次国土形成計画(全国計画、令和5年7月 28 日閣議決定)に示された「時代の重大な岐路に立つ国土」という認識の下、国土を構成する原単位として位置づけられている(とりまとめ報告書、はじめにより)。
 国土形成計画(第1次)は平成20年(2008年)、福田内閣時に閣議決定され、第2次、第3次と引き継がれてきたが、そもそも国土形成計画は全総(全国総合計画)であった「21世紀の国土のグランドデザイン(五全総)、平成10年閣議決定」の後継となる全国計画であった。
 本稿では、全国総合計画・国土形成計画の流れを簡単に振り返り、地域生活圏専門委員会とりまとめ報告書の内容を紹介しながら、課題を考えたいと思う。

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