大船渡市林野火災を踏まえた取組の方向性(案)について
伊籐久雄(NPO法人まちぽっとスタッフ)
総務省消防庁は、大船渡市林野火災を踏まえた消防防災対策のあり方に関する検討会を設置し、令和7年4月11日(金)の第1回検討会以降6月20日まで4回の検討会を開催している。
本稿では、第3回検討会で示された「大船渡市林野火災を踏まえた取組の方向(案)」について紹介する。主な内容は以下のとおり。
Ⅰ 林野火災における予防・警報のあり方
Ⅱ 大規模林野火災に対応できる消防体制のあり方
Ⅲ 大規模林野火災に備えた多様な技術の活用・開発
Ⅳ 災害復旧及び二次災害の防止活動
いずれの取組みも、検討課題、研究課題が多いことが分かる。なお第4回検討会で議論された「予防・警報に関する取組の方向性について」の中で、「過去の大規模林野火災と気象状況との関係」や「乾燥・強風注意報の発表状況」「降水量の状況」「)前3日間の合計降水量の状況」「前10日間、前30日間、前60日間、繕0日間の合計降水量の状況」「屋外における燃焼行為に対する規制の適用関係について」が参考資料として配布されている。
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