大田区における都の児童相談所のサテライトオフィス設置と特別区の児童相談所設置の現状について
伊籐久雄(NPO法人まちぽっとスタッフ)
東京都は7月14日、大田区における都の児童相談所のサテライトオフィス設置について(都区児童相談共同運営モデル事業)を発表した(報道発表資料 2025年7月14日)。発表内容は以下のとおり。
都は本日、大田区と都区児童相談共同運営モデル事業実施に関する協定を締結しまた。児童虐待に的確かつ迅速に対応するとともに、地域の実情に即したよりきめ細かな児童相談体制を構築するため、大田区子ども家庭支援センター内に、東京都品川児童相談所のサテライトオフィス(連携拠点)を設置します。令和8年度の児童相談所(東京都大田児童相談所(仮称))の開設を見据えた都区連携による新たな児童相談支援の取組の試み等を行い、開設準備を着実に推進していきます。
上記のように、来年度(令和8年度)の大田児童相談所(仮称))の開設を見据えたサテライトオフィス設置ということになるが、それでは現在の特別区内の児童相談所の設置状況はどうなのか、現状みておきたいと思う。
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