論文紹介:人口減少時代の「関係人口」と地方交付税
伊藤久雄(NPO法人まちぽっとスタッフ)
地方自治総合研究所発行の月刊『自治総研』2026年8月コラムに『人口減少時代の「関係人口」と地方交付税』という論文(沼尾波子著)が掲載された。この中で特に注目したいのは韓国の「潜在人口」という概念(二地域居住より幅が広い)である。これは人の移動や地域での活動を可視化しようという取り組みであるが、さらに韓国政府は、人口減少地域における「滞在人口」を普通交付税の基準財政需要額算定に反映する方針を示しているという(日本では「関係人口」といっている)。
日本でも税源の偏在」が与党税調でも議論され、東京一極集中の問題と合わせて議論が始まっている。本稿では韓国の「潜在人口」の取組みを紹介するとともに、日本の課題にも触れることとしたい。
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