待機児童数の全国および東京都の状況と課題
伊藤久雄(NPO法人まちぽっと理事)
厚生労働省は8月30日、令和4年4月1日時点での保育所等の定員や待機児童の状況を取りまとめ、公表した。全国の待機児童数は2,944人で前年比2,690人の減少となっている。また全国状況に先駆け、東京都福祉保健局は7月27日、都内における令和4年4月1日現在の保育サービス利用状況等を取りまとめ、公表した。都内の保育サービス利用児童数は608人減で、323,879人となった。待機児童数は、昨年に比べ区部で256人、市町村部で413人、全体では669人減り、300人となった。
以下、国および東京都の待機児童数の状況を報告し、今後の課題を考えたいと思う。
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