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『多様なセクシュアリティをもつ人が地方で「生きて」「はたらく」ために ―東北地域における性的マイノリティの就労・キャリア支援の実態調査から』★参加者募集開始★SJFアドボカシーカフェ第83回

 男女二元論に基づく就活マナー、異性愛や異性との結婚を前提としたキャリアプランなど、性的マイノリティ当事者は就労や就職活動の場面で様々な壁にぶつかります。地方においてはさらに、小さなコミュニティでの人間関係、就労先の選択肢の少なさなどが、その地域で働き、生きてゆくことを困難にしています。

 「にじいろCANVAS」では2023年、性的マイノリティ当事者/キャリア・就労支援関係者それぞれを対象として、東北地方における性的マイノリティと就労に関するアンケート調査を実施しました。基調講演では、にじいろCANVASメンバーで、大学院で地方における性的マイノリティを研究テーマとしている大森駿之介氏より、この調査から見えてきたものを共有します。

 一方で、セクシュアリティに関する葛藤に押し潰されそうになっていたり、心身の不調により社会と関わることが難しくなってしまっていたりと、「就労」のもっと手前で困難を感じている性的マイノリティ当事者もたくさんいます。

 LGBTQのキャリア支援に取り組む認定NPO法人ReBitから藥師実芳氏をゲストに迎え、性的マイノリティの「生きる」と「はたらく」を地域でどのように支えることができるのか、参加者の皆さまと一緒に考えたいと思います。

【ゲスト】藥師実芳さん(認定NPO法人 ReBit 代表理事)

     大森駿之介さん(みやぎにじいろパレード2023共同代表/東北大大学院生)

【日時】24年4月13日(土)13:30-16:00

【参加費】無料 *先着50名様

【詳細・お申し込み】https://socialjustice.jp/p/20240413/