●『トランスジェンダー差別から考える社会課題~アート作品を見ながら語り合う~』★参加者募集★(SJFアドボカシーカフェ第93回)
trunkは、トランスジェンダーの人々を取り巻く差別を出発点に、ないことにされがちな立場の声を共有し、発信することで、日本の差別的な法制度を変えていく土壌を作ることを目的としたアートプロジェクトを行ってきました。
近年SNSを中心にトランスジェンダーの人に関する差別的な発信や、恐怖を煽る悪質なデマが後を絶ちません。法制度が変わらない要因には、変えたくない政治的な圧力ももちろん大きいですが、SNSの情報をあまりよく考えずに受け取り広げていたり、自分とは関係ない別の話だと思っていたりする人の多さも背景にあると感じます。無関心でありながら攻撃的なその空気は、当事者を疲弊させます。
差別や抑圧の形は、驚くほどよく似ています。トランス、LGBTQへの差別や女性差別、人種差別、障害に対する差別。それらは独立しておらず、複雑に絡み合っています。個人が抱える複雑な状況や気持ちを無理に簡略化せず、そのまま作品として提示し、集まれる展覧会をつくります。今回のアドボカシーカフェでも、これまでの作品を見ながらみんなで話をする場をつくりますので、ぜひご参加ください。
【出演】中島伽耶子さん(物事を隔てる壁や境界線をモチーフにしながら、人との分かり合えなさをテーマに作品を制作)
岩瀬海さん(ジェンダーや暴力をテーマに彫刻作品を制作)
美馬摩耶さん(アイデンティティや居場所、コミュニティをテーマに制作)
山もといとみさん(移動、記憶、風景をキーワードに制作)
櫻井莉菜さん(インターセクショナルフェミニズムをベースにアートマネージャーとして活動)
【日時】25年8月30日(土)13:30-16:00
【会場】オンライン(Zoom)
【参加費】無料
【詳細・お申し込み】https://socialjustice.jp/p/20250830/ *先着50名様